最初に建具が倒れる烈しい音。
押さえた怒気の籠った大護軍の声。医仙が怒鳴り返す声。
何かを殴るような音。
その後の・・・うむ。仲直りの声、だろう。
俺は決して部屋の扉に目を遣らず、ひたすら前を睨んで警戒姿勢を取り続けた。
戸向こうのテマンも同じく。
何時も落ち着きなく飛んだり跳ねたりしている奴が、不自然なほど直立不動で、ぴくりとも動かん。
俺よりもずっと、大護軍の気配に敏感な奴だ。
耳を塞ぎたくとも、警戒中ではそうも出来まい。
「・・・言うなよ、誰にも」
前を睨んだまま、小声でそう声をかける。
「い、い、言えません」
テマンもまた前だけを睨んで、真赤な顔でそう返したのだった。

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2人にはしっかり聞こえてるよね(;´▽`A“
護衛ご苦労様┐( ̄ヘ ̄)┌
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>mayuさん
コメントありがとうございます。嬉しいです♪
ええ、そりゃもう。
もう、ね。
こんなお話ですが、よろしければ また覗いてみて下さい♪
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>さらんさん
もうさらんさんのファンですよ。
日に何度かお邪魔してますもの・・・
ここ、(*⌒∇⌒*)って感じ。
テマンの「い、い、言えません」でドッと笑って、幸せ度満タンです。
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>mayuさん
ここ、(*⌒∇⌒*)って感じ。ですか?
嬉しいなー❤
テマナ、本当に困っちゃいます。
何しろ大護軍との絆だけで生きる漢ゆえ。
張り飛ばされれば理由を納得しても、
こんな手放しの甘さは、自分で見ることはないので
(見たらそれはそれで問題!
幸せ度満タン、頂きました❤
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今最初からお話を読んでいます。二人の感動の再開や甘い痴話喧嘩からのこの二人の場面、本当に声を出して笑ってしまいました。ウダルチのみんなとテマン、本当にいいですよね!では続きを読みにお話の中に帰ります!(^^)
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>pivoine22さん
おはようございます❤コメありがとうございます
懐かしい部分を読んで頂けて嬉しいです。
ここから、先は長ーーーいですがw
読んで頂ければ光栄です❤