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2014-15 リクエスト | 鸛・3

    「・・・ウンスヤ」 その声が眠る私の意識を掬い上げる。 あの大好きな声。胸の奥から響くような深い、優しい声。 「・・・ウンスヤ」 心配いらない、私はここよ。 そう思いながら腕を伸ばしてあの人を…