CATEGORY 愛月撤灯

2014-15 リクエスト | 愛月撤灯・3

    明け方の冷えた寝台の上で、俺は薄く目を開く。 横が冷たい。腕を伸ばし指であたりを探る。 温かく柔らかい愛おしい塊が見つからず、俺は確りと眸を開いた。 普段であればあの方の体で暖まっているはずの…