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春花摘 | 連翹(中篇)

    「・・・っう」 「何でもありません。泣かないで下さい」 「うっ・・・ふっ、う」 湯の掛かった片腕を医仙に預け、空いた手の指先でキョンヒ様の柔らかな頬を拭う。 「チュ、ンソク、す済まっ」 「キョ…