CATEGORY ■雲雨巫山【長編】

雲雨巫山 | 拾壱

    「父上が」 父上が生きていらした頃、俺は赤月隊へ入るとお伝えした事は無い。 幼い頃から鍛錬に付き合ったメヒを御存知だとしても、お元気な頃の父上が幼いメヒを崔家の墓に入れると決めるなど有り得ない…