CATEGORY ■寿ぎ【長編】

寿ぎ | 26

    「イムジャ」 ようやく中天へ掛かった明るい陽の中、この方が振り向き俺を見上げる。 そして同じくこの声に振り向いた横のマンボが、俺が何か言うより早く 「ああ、やっと来たね、主役の新郎が!!」 そ…