CATEGORY ■寿ぎ【長編】

寿ぎ | 25

    「・・・チュンソク」 脇から掛かる気遣わし気な声に、慌てて腕貫の腕でぎこちなく面を隠す。 「隠しても、もうばれているぞ?」 「・・・はい」 その声に掠れた声でどうにか返答をする。 キョンヒ様が…