CATEGORY ■威風堂々【長編】

威風堂々 | 24

    「大護軍様!」 いつ顔を合わせようと、無駄に調子の良い奴だ。 平虜領よりの船の着いた碧瀾渡。 船着き場で出迎えるムソンの明るい声に応え、チュホンを牽く足を止める。 足を止めた俺に向けムソンが一…