CATEGORY ■比翼連理【長編】

比翼連理 | 7

    「天下の大護軍が、うちのお得意様だぞ!」 夏の白昼の師叔の薬房の前、大きな声にチェ・ヨンは耳を疑う。 その声、確かに嘘ではない。クッパを喰いに訪れてはいる。 手裏房へのつなぎをつけるために訪れ…