2014.10.20 蒼天 さらん 或日、迂達赤 | 蒼天(中篇) 王様たちが去ったほんの僅かの後。 王様の馬車を畦道の坂下に残しておいたお蔭で、敵は俺達の気配に気を取られ山道を駆け上って来た。 敵の一団の中にあの笛男と火女を認め、微かな焦りを感じる。 それを… 続きを読む