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2016 再開祭 | 気魂合競・弐

    回廊を無言で突き進む俺に、端に沿って立つ迂達赤の奴らが順に頭を下げる。 平時であればそのうちの一人を掴まえ王様のご様子を確かめるなり、異常がないかを尋ねるくらいはする。 それすらせずに前だけを…