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2016 再開祭 | 木香薔薇・拾柒

    「そろそろ陽が暮れます。もし宜しければ、夕餉をご一緒に」 ソンヨプはそう言って、この人だけを目で示した。 その声にこの人の従者が顔色を変えて首を振る。 「駄目です医仙。大護軍が」 「うん、分か…