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2016 再開祭 | 李・後篇

    「ヨンア」 あの声が、朝陽の中で俺を呼ぶ。 休暇だったのは何よりだ。 これで役目でもあった日なら、迂達赤の奴らに何が起きるか想像に難くない。 泥塗れ、汗塗れで済めばまだ笑って過ごせる範疇だ。 …