CATEGORY 瑠璃唐草

2016 再開祭 | 瑠璃唐草・前篇

    「・・・どうしました」 夕暮れの部屋に入って来るなり、あなたがぎょっとした表情で扉から数段続く階段を駆け下りて来た。 それはいつもなら私の役目。 迎えに来てくれたあなたの腕の中に駆け込むのも、…