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2016 再開祭 | 薺・結篇(終)

    俺達だけをそこに残し、大護軍が医仙を促して少し離れた蠟梅の木下へ歩む。 判っている。 俺たちの事を慮り、俺達だけで話せるようにとこの寒さの中、お二人だけで帰る事もせずにああして下さっている。 …