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2016 再開祭 | 海秋沙・後篇

    穏やかな陽が砂浜を、そして海面を、景色の全てを輝かせている。 二頭の馬は俺達の背後、砂浜と草原の境に立って、静かに足許の草を食んでいた。 限りなく澄み渡る雲のない空と、縹渺と広がる静かに凪いだ…