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2016再開祭 | 胸の蝶・廿

    こんな日に限って雨雲が途切れ、久々の薄日が差している。 寒々しい思いで早朝に離れを出る時も、ヒド兄様が帰って来た気配はなかった。 いつも以上に冷たく静まり返った離れの前。 朝早い時には声を掛け…