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2016再開祭 | 秋茜・壱

    「あんたがそんな冗談言うなんて思わなかった、ソンジン」 何がそんなに可笑しいか。 横の女は目尻に滲んだ涙を指先で拭うと、この顔を覗き込んで笑い続ける。 「咥えたのは本当だ」 「わざわざ掴まえて…