CATEGORY 花簪

2016再開祭 | 花簪・参

    「こちらの部屋をお使い下さい、大護軍」 寝所として宛がわれた部屋の扉前、国境副隊長は俺に頭を下げた。 「手間を掛ける」 「やめて下さい。あとの御二人の寝所は向かいに」 続いてテマンとトクマンへ…