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2016再開祭 | 夏白菊・柒

    ぎこちない飯を終え酒幕を出た帰り路、尾けて来る者は無かった。 周囲の気配には注意していた。テマンも気を張っていた。 絡む事が事だ。刺客であれば見落とす間抜けではない。 嗅ぎ取ったのはムソンを送…