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2016 再開祭 | 想乃儘・肆

    立春次侯は蟄虫始振。 冬籠りの虫が動き出す頃の半ばも過ぎ、短い昼も少しずつ延びて来る。 雪の面を吹く風に温みはなくとも、射す陽に春の気配を感じるようになる。 寒さの峠を超えて最も侘しいのは、小…