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2016 再開祭 | 婆娑羅・30

    「大護軍、申し訳ありません。振り向きざまに襲われました」 「気にするな。傷は」 俺の声に確りと首を振り、ウンソプというその兵は唇を噛み締めた。 「怪我のうちにも入りません。殴られて気を失っただ…