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2016 再開祭 | 婆娑羅・12

    「家門を継ぐ事はあります」 「ああ、そうよね。その辺は両班と似てるんだわ」 「但し」 あなたは小さく笑うと、困ったみたいに顎を左右に振った。 「我が家は代々文官ですが、俺も叔母上もご存知の通り…