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2016 再開祭 | 絹鳴・結篇(終)

    「イムジャ」 雪を踏み、向かった典医寺。 部屋に踏み入り声を掛ければ、視線の先のあなたが振り向く。 「お帰り、ヨンア」 そう言って小走りに寄りこの頬に当たる掌。 そのまま額の熱を計り、脈を読む…