2017.01.14 絹鳴 さらん 2016 再開祭 | 絹鳴・中篇 戻った晩秋の開京。 並んで歩く市の大路で突然声を掛けられる。 「大護軍様、医仙様!」 振り返れば仕立屋の店先から飛び出して来た主が、俺達に向け笑顔で駆け寄って来た。 「お久しぶりでございます。… 続きを読む