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2016 再開祭 | 冬薔薇・後篇(終)

    「あ、チェ・ヨンさん」 まるで何事も無かったように呼び掛ける声。 その声に小さく顎を下げ、朝陽の中で部屋を横切り窓際へ寄る。 「宜しいですか」 「うん。急にどうしたの?」 ・・・如何したのだろ…