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2016 再開祭 | 天界顛末記・廿捌

    「チュンソクお兄さん・・・」 大きく柔らかそうな枕の山で上半身を支え、寝台の上に身を起こした小さな体は、そこに埋もれてしまいそうだ。 寝台の枕元の卓上に盆を置き、覆いの布を取る。 話さねばなら…