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2016 再開祭 | 閨秀・参

    「・・・入隊を、許した」 その日の夕餉時。 兵で溢れる食堂へ一人で現れた隊長は、俺の向かいの席へどかりと腰を降ろすと低い声で呟いた。 「は」 「一人には出来ん」 「は」 「常に三人一組を組め」…