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2016 再開祭 | 金蓮花・柒

    テマンと落ち合う手筈の手裏房の店先。 思い切り短く落とし、秋風に揺れる軽くなった髪が気に掛かる。 その毛先に指で触れつつあの方を待つ無聊を慰める耳が、先に捉える。 あの息遣い、背後から寄る気配…