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2016 再開祭 | 金蓮花・壱

    最低限の荷を纏める。 背負いやすいよう包みつつ、典医寺の部屋の扉向こう、あの方へ声を掛ける。 「俺があなたと共にいると知っているのは徳興君のみ。 奴は元の断事官と通じております」 何時その口か…