CATEGORY 釣月耕雲

2016 再開祭 | 釣月耕雲・拾伍

    「信じられないけど」 二日目の夜。 結っていた紅い髪をこの場で解くウンスの指先に苛りとしながら、チェ・ヨンは昨夜と同じ壁に凭れる。 「品が尽きましたか」 「どうして分かるの?!」 昨夜と同じよ…