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2016 再開祭 | 夢見路・玖

    「どうして分かったの?」 竈火が頼りの暗い部屋内で、医仙は隊長を見つめている。 その火が扉から吹き込む風雨で大きく揺らぐ。 「雨ですから」 「全然答になってないわよ」 「充分です」 生乾きの上…