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2016 再開祭 | 夢見路・捌

    「・・・ひどくなってない?」 「ええ」 声も掻き消されそうな程強い、地面を叩く雨音の中。 上衣を脱いだ医仙が、寒そうにご自分の肩を両腕で抱いているのが気に掛かる。 しかし貸して差し上げたくても…