2016.03.24 桃 さらん 春花摘 | 桃・6 「叔母上」 坤成殿、媽媽の御部屋前。 回廊の隅から掛けられた声に姿勢は正したまま、視線だけを流す。 佇むあ奴に頷いて、扉前を守る副長に 「代われ」 伝えると副長は頷き返し、私の立っていた空場所… 続きを読む