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春花摘 | 桃・2

    王様の横、麗らかな春の光に導かれてゆったりと並んで歩く。 それでもいつの頃からだろう。 ふと思い出し、浮かぶ思い出し笑いに小さく肩を竦める。 王様の影を間違って踏まぬよう、ほんの僅か後ろを歩く…