2014.11.11 ■珠の匣【長編】 さらん 一服処 | 珠の匣・6 粥を喰わせ終え、薬湯を用意して。 さて。褒美で黙らせねば。 「イムジャ、薬湯を」 「・・・うん・・・」 「終われば褒美です。王妃媽媽に頂いた菓子でも果物でも、お好きなものを」 「飲む、飲むわよ… 続きを読む